4月14日(金) 17マイルドライブ
走り出して暫くすると、道は海沿いになり素晴らしい景色が続く。そこは太平洋。
荒々しい波が、寄せては引き寄せては引きを繰り返す。
多分地元の人達だろう、犬を連れて波際を散歩したりしている。
ピクニックエリア等もあり、ランチを楽しんでいる家族も大勢いた。
こんな所でおにぎりでも食べたら、さぞかし美味しいであろう。
やはり、日本人はサンドイッチよりおにぎりでなくちゃね。アハハッ
この17マイルドライブは、ペブルビーチというゴルフ場で有名だが、
その他にもいくつかのゴルフ場が海沿いに点在している。
この日も数人のプレーヤーが、ラウンドを楽しんでいたがその様子は、日本とは雲泥の差である。
そして何よりも凄いのは、ゴルフ場に野生の鹿がいるのだ。それも1匹2匹ではない。
のんびりと草を食んだり休んだり。
人間と上手く共存しているのには、驚かされた。(基本的にプレーヤーも少ないが)
これが日本だったら、鹿に嫌がらせをしたり脅したり、こんなふうにはならないだろう。悲しい事だが・・・。
しかし、このリンクスコース凄いわねっ!
グリーン奥は岩ばかり、オーバーしたら完全にアンプレヤブル(プレー不可)だわ。
それに、ゴルフコースが私達の走っている17マイルドライブをまたいで(挟んで)あるのよ。
当然、柵もネットも無し。
下手な人にはまわって欲しくないよね・・・ティーショットがソケットしたひにゃ・・・。
いくつかのビューポイントに寄り、写真を取り捲る。それだけ絵になる所なのだ。
そして、一番の見所「シール・ロック&バード・ロック」に到着。
ここは駐車場も一番広く、ピクニックエリアやトイレもある。
海岸線は、上の写真のようにごつごつとした岩場が続いているが、
ここは海岸線から少し離れた所にひときわ大きな岩があり、
オットセイやアシカがのんびりと寝そべっているのだ。岩が黒くなるくらい、凄い数!
双眼鏡が数台置いてあり、オットセイなどの様子を見る事が出来ます。(要25セント)
この他に、ここで野生のリスに出会えます。
とても人間に慣れているのですが、リスにはなるべく触らないようにした方が良いですね。
というのは、リスは狂犬病よりも怖い菌を持っているそうなので、もし噛まれたり引っかかれたりしたら
大変な事になるかもしれません。
私達が行った時も、アジア系(韓国?)の女の子が可愛さのあまり餌を与えたり触ったりして
いましたが・・・忠告する勇気はありませんでした。親に怒られそうで。
とは言うものの、あの可愛さじゃぁね〜
岩の上の黒い点は、全てオットセイ達です。泣き声なども聞こえてきますよ。
この後もいくつかのポイントがありますが、私達は省略してローンサイプレスを目指した。
道は途中から海岸線に別れを告げ、松林の中を走り抜ける。
松林に入ると急に狭くなり、尚且つ対面通行なので、運転には注意が必要です。
この松林の中には、とてもゴージャスな別荘が林立していて目を奪われます。
「いったいどんな人が、住んでいるんだろう?ア〜〜〜ッ羨ましいっ!」
建設中の物もいくつかあり、ハンパじゃない大きさ!
ハリウッドスターなども、ここに別荘を持っていると以前聞いた事があるが・・・?
何事も日本とは、規模がちゃう!国土が広いっていいわよねぇ〜
やがて、ローンサイプレスに到着。
ここも人気スポットで、駐車場は一杯。何とか1台の空きを見つけて車を止める。
私は以前来た時に、ここで野生のラッコを見たんですが、残念ながら今回は発見できず。残念ッス!
このローンサイプレスというのは、その名の通り「ひとりぼっちの松」という意味で、
写真のように突き出た岩場の先端にポツンと立っています。
実際には、松というより糸杉らしく北アメリカのシンボルだそうです。
この17マイルドライブは、終点がペブルビーチになり世界中で有名なゴルフ場があります。
ゴルフをする人なら、絶対に覗いて見たい所ですよね。
ゴルフをしない人でも、ここは非常に景観も良く、色々なショップやレストラン、郵便局、銀行
ガススタンド(異常に高い)等があるので、食事をしたり歩いて海沿いの景色を見に行ったりしてもよいでしょう。
ゴルフコース側からは、遠くにカーメルの町も見えます。とにかく海の景色は素晴らしいですよ!
時刻は既に2時を過ぎている。
「お昼を食べなきゃ」さすがに友人もお腹が空いたと言っていた(途中でお菓子を食べていたが)。
ショップの中のデリで、日変わりランチを頼むがご飯が無くなってしまって出来ないと言う。
(だったら、出しとくなっつうの)。
私はご飯が食べたくてここまで来たのに(ここのご飯は、アメリカにしては珍しく美味しかったのだ)。
オバちゃんは申し訳なさそうに、「サンドイッチはど〜お?美味しいわよっ」
もう1時間早く到着していれば・・・悔やまれるぅ。
仕方ないので、サンドイッチとダイエットコーラを買って外のピクニックエリアでランチタイム。
なぜアメリカは、このように外で食べるのが似合うんだろう?
日本だとジロジロ見られるようで・・・いや、見られる。
日向でもジットしていると、肌寒い。空からはカラスが獲物を狙っている。
やんないよ〜〜〜っ。ギャッ、糞だ〜
そろそろここを離れなければ・・・まだ今から1号線をSan Luis Obispo迄走らなければならない。
かなり、長距離ドライブになる。
標識通りにカーメルの町を目指して進むが、道は非常に狭く(アメリカにしては)家々の間を抜けていくのだが、
途中から標識は全く無くなり不安になる。
「本当にこの道で良いのかなぁ?」「前の車もどんどん進んで行くし・・・まっ、いいかぁ」
上手い事この「まっ、いいかぁ」が功を奏し、無事1号線に脱出。
このCA−1号は、パシフィックコーストハイウェイと呼ばれ、
私達が宿泊を予定しているSan Luis ObispoでUS101号と合流しているのだ。
この道は、海岸線に沿って走り、その景色は素晴らしいと聞いていたので、
今回ぜひとも走りたいと思っていたのだ。
今まで2回モントレーとギルロイに行っているのだが、
時間短縮の為2回とも101号を飛ばした為、この1号線は走っていなかった。
カーメルの町外れに来た時、ふと電光掲示板が目に止まった。
しかし、かなりスピードを出していたのでその掲示板を
読む事が出来なかったのだ。だが、クローズの文字だけがなぜか目に入ったのだ。
「エッ、クローズってどこが・・・?」「まっ、いいかぁ」
後ろからもどんどん車は来るし、前の車は行っちゃうし、またもや流れるままに車を走らせてしまった私。
まさかこの疑問(躊躇)が、後でとんでもない事に遭遇する羽目になるとは・・・。
「まっ、いいかぁ」が今度は裏目に出たのである。
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