4月10日(月) 出発 くもり
またまた、出発の日が来た。前回から、半年経っているのにこの電車に乗ったのは
ついこの間の様な気がする。そして、空は今にも泣き出しそうだ。
駅で待っている間も、南から湿った冷たい風が吹き抜ける。
たまには、スカッとした青空と朝日で送り出して欲しいものである。
前日まで仕事だった為、3時間くらいしか寝ていない。
待つ事15分、電車が到着。
しかし、乗りこんで驚いた。どの車両も見事に満席、尚且つ、
乗り込み口にも人がいる。「ウソッ!・・・」こんな事は初めてだ。
大きなスーツケースを持っているので、気楽に移動も出来ない。
しかし、何とかスペースを見つけなければと根性で移動。がっ、すぐにつまる。
乗り込み口に人が寝ていたのだ。「なんで、こんな所で寝とんネン???」
上から見下ろすと、若いオニイチャンが2人熟睡のご様子。
「起きんかい、こらっ!」と心の中で叫ぶも、通じるわけない。
仕方ないので、とりあえずここに留まるしかない。
この電車は、始発であるにもかかわらず通勤の人もけっこう乗ってくる。
それなのにこの2人、全く起きようとしない。
乗る人も降りる人も、寝ている2人をまたいでの乗降となるわけだ。
何度またがれようが、こいつらは起きなかった。名古屋の手前まで。
人迷惑もいいとこである。「顔の上に、荷物落としたろかっ」
名古屋着。
急いでバスセンターまで行かなきゃ、出発時間まで1時間くらいしかない。
動きの悪いスーツケースを押して走る。
キャスターがキイキイと音を立てて、みょうに騒がしいので人が振り返る。
「キャーッ、恥ずかしい〜」
今回は、大韓でなくて全日空を使う為、国内線に乗って成田まで行かねばならない。
それにしても、こんな朝一でなくても〜
何とか7時少し前に、空港着。そのままチェックインを済ませ、後は飛行機に乗るだけ。
飛行機の中からワンショット
早朝便にもかかわらず、ほぼ満席で時間通りに成田着。
さ〜て、ここから私の長い1日が始まるのである。
荷物を一旦ピックアップするのかと思いきや、そのままサンフランシスコまで行くそうな。
よかったぁ〜1つ手間が省けた。国内線から国際線へ移動。
途中JALの前で、物凄い数の団体客と遭遇をした。通り抜けるだけでも一仕事であった。
オジチャン・オバチャンのパワーは、相変わらず強力だ。暇あり、金あり、怖い物無し。
見習うべきか???
時刻はまだ9時、「そういえば、おなかが空いたなぁ〜」
でも、食べる前に保険に入っておかなければ・・・。
今回は、旅行代理店を使わなかったので、事前に保険に入っておかなかったのである。
インターネットで調べたら、AIU保険があったので空港で入る事にしたのだ。
「どこだぁ〜?」広過ぎて分からないじゃないの。
仕方ないので、インフォメーションで聞く事に。
「あった、あった」適当にバラ掛けで、2500円なり。
この時は、保険の大切さなど知る由もなかっ・・・た。
これで全て良いはず!?「とりあえず、飯じゃ飯じゃ〜」朝から何も口にしていない。
一先ず飲食街の探検へ。飲食店は、和食と洋食とに分かれていた。
私は、パン派である。迷わず洋食コーナーへ。
ガッ、見る所見る所、どこも満員御礼。
「・・・・・ウソッ・・・」とそこへ、空席が目に付いた。
「やりぃ!」と覗きこんだら・・・なんとマクドナルドじゃありませんか。
「これからアメリカで、嫌というほどマックのお世話になるのに・・・。」って事で却下。
そして空席があれば、何処でもいいよ〜と辿り着いたのが、三越レストラン。
何となくダサそう(失礼)だけど、まっいいか。
メニューディスプレイのスクランブルエッグに引かれたし。
ここでゆっくりと朝食タイム。まだまだ先は、長〜〜〜いのだから。
あまり美味しいとは言いがたい(失礼)モーニングセットを食べ終え、
ゆっくりしてもまだ10時過ぎ。友達が到着するまで、4時間もあるのだ。
天気が良ければ、成田山でもお参りに行って花見でもしようかと思っていたのに・・・。
外は、いつ雨が落ちてくるか分からない状態。
わざわざ行って、雨に降られるのも腹が立つし・・・。
「仕方ない、ここで過ごそう」
三越レストランを出ると、すぐ側に展望デッキへの通路があった。
「出てみるか〜せっかくだから」外には、数人の人がそれぞれ時間を潰していた。
寝そべる人、本を読む人、食事をしている人等など。
展望デッキからのショット
天気さえ良ければ、ここでボーっとするのも悪くないと思うけど、
この曇り空では・・・おまけに肌寒いし。
「そうだっ、初モバイルに挑戦して、メールのチェックでもするか」
私はこの時点では、まだ国内だしアクセスポイントの電話番号を変えるだけで、
直ぐに繋がると軽く考えていたのだ。
近くにグレ電があったので、早速モジュラージャックで繋いで見た。
通信の切り替えボタンを押して、テレカを入れる。そして、パソコンで接続。
ワクワク、ドキドキ「ウフフッ、完璧・・・・・・アレッ???」
いつもの呼び出し音がしない。「なんで〜?」
気を取り直してもう一度。しかし、結果は同じであった。
「何が悪いの?何が違ったの?」
一瞬パニクル私・・・。ふと後ろを見ると、人が待っている。ウゲッ!
仕方ないので、とりあえず諦めた。
頭の中には?マークがうごめいていた。もう一度、設定をし直してみよう。
長時間使う為には、何処かで電源を確保しなければバッテリーが持たない。
何処にあるんだろう。
お店の壁際などにあると聞いたが、必ずそこに座れるわけではないし・・・。
誰にも文句を言われずに、使える所・・・ありました。
それは、三越レストランのメニューサンプル陳列ケースの後ろ。
ガラス張りになった所にイスが数脚置いてあり、
外を見ながら休めるスペースで、その壁にコンセントを発見したのだ。
テーブルこそ置いてないが、イスもあり誰にも見られる事は無いし、
文句も言われそうに無い。ウッシッシッである。
私は、2つのプロバイダーに入っているので、
両方とも成田市のアクセスポイントの電話番号を入れ直してみた。
「よっしゃ、今度こそ」
ところが、ノーパソからはあの独特の呼び出し機械音は聞こえてこなかった。
「まさか・・・。」
ウワァ〜、事前に確かめておくべきだった〜〜〜。
国内で繋がらなきゃ、海外じゃぁとても・・・。不安!
しかし、皮肉な物でインターネットが繋がらないと騒いでいる間に、
時間が思ったよりも早く過ぎていったのである。
2時40分頃、友達と合流。彼女は、荷物を抱えていたので
そのままANAのチェックインカウンターへ行き、預けてしまった。
私「なんか、おなか空いたなぁ〜お昼どうする?」
友達「さっき、おにぎりを食べちゃった」私「・・・・・。」
私「じゃぁ、いろいろお店を覗いて見る?」友達「特に見たい物ないし・・・」
私「・・・じゃぁ、出国しちゃお」友達「エッ、もう?」
出国審査場は、思ったよりも空いていた。
何事も無く(当たり前)スムーズに出国完了し、シャトルに乗って搭乗ターミナルへ移動。
シャトルを降りて直ぐの所が、今回の登場ゲートだった。
既に飛行機は、待機している。
それにしても、お腹が空いた。
多分、大韓でなくても飛行機酔いをするので、何かをお腹に入れておかねば・・・。
と、そこで売店発見!簡単な食事があるようだ。
当然インスタントだろうけど、この際仕方ない。
ヤキソバ、うどん、ソバ、私は迷わず「ヤキソバ下さ〜い」
「スミマセン、売り切れです」「ヘッ、じゃぁきつねうどん」
お腹も一杯になり、搭乗時間も次第に近づいて来た。他の乗客も集まり出したようだ。
しかし、思ったよりも少ない。
やはり、ロスよりも人気が無いのだろうか?それとも、時期的なもの?
なんにしても、空いているに越した事はない。願ったり叶ったりである。
出発時刻の20分前に、いよいよ搭乗開始。
私達は、窓際の席に座りもう1つの空席に人が来ない事を祈った。
他の乗客は、皆それぞれの席に向かって進んで行く。
「シメ、シメ、来そうにないぞ」と内心ニンマリ。
そしてふと横を見ると、中央4席の所に誰も座っていないし座る気配もない。
「もしかしたら・・・」私は今まで大韓を使っていたので、いつも満席状態。
4席を全部使って、横になって寝るという事など皆無だった。
1度は体験して見たいっ!その夢が、叶いそうだ。
そこから、時計とのにらめっこが始まった。
離陸まで後10分・・・後5分・・・「よし、もう来ないだろう」
と思ったその瞬間、私達の前にいたおっさんが行動を起こしたのだ。
そう、私の狙っていた席を横取りしおった(私も予約した訳ではないが)。
「くやし〜〜〜〜いっ!」友達(長崎の人)「もっと早く、座っとかけん」私「・・・・・。」
カッコつけたのが災いした。
ほぼ定刻通り、私達の乗った飛行機は無事離陸したのであった。
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