4月12日(水) ヨセミテへ向けて 曇り後晴れ
今日も朝から雲が多い。
サンフランシスコ事態が、朝から青空が広がる事ってないのだろうか?
今日は、一番最初の予定ではナパバレーによってから、ヨセミテに向かうつもりであったが、
友人はワインには全く興味がないと言うので、
無理矢理連れて行くのも悪いと思いそのままヨセミテへ行く事にした。
9時少し前にモーテルをチェックアウトし、
101号⇒80号⇒ベイブリッジを再び渡りオークランドへと入った。
朝の通勤ラッシュは済んでいるようだが、結構行き交う車が多い。
そして、すぐに580号との分岐点が現れ、間違えないよう慎重に車線変更をする。
なぜか今回は、間違いが多いのだ。
無事に580号に乗り、東へ99号線を目指す。
朝からまた何も食べていないので、さすがにお腹が空いたわ。
ガスも半分以下になってるし・・・。町の名前は忘れたが、前方の山頂に風力発電の
風車がたくさん設置してある町だった。
しかし前回もこのルートは、走っているはずなのに
このたくさんの風車は、全く記憶に無いのだが・・・?
給油と近くのマックで朝食を済ませるが、ここで1つショックな事が・・・。
というのは、私のマックでのお気に入りは、ブレックファーストセット
(スクランブルエッグ、マフィン、ソーセージ、ハッシュブラウン)+コーヒーなのだが、
今回、そのセットが無かったのだ。日本にあるメニューと一緒になっていた。
何度メニューを見ても無い!「そんなぁ〜」
がっ、私はこの時点では、たまたまこのお店においてないだけなんだ、
と自分を納得させた。まさか・・・無くなっているとは・・・。
私の些細な、唯一の楽しみだったのに〜〜〜。おっと、出発しなくちゃ!
サンフランシスコからヨセミテへは、2通りの行き方がある。
まずは、私達が行こうとしているオーソドックスなルート。
580号から99号へ入り、Marcedから140号を東へ進むとそのままヨセミテへ繋がる。
もう1つのルートは、途中のMantecaから120号に入りひたすら東へ走るというルート。
ただし、このルートは後半からかなりの山道になるようなので、初心者の人には向かないかも?
実は、出発前にこのルートを決める上で、
ヨセミテの専門サイトを公開して見える方のページの最新情報で
140号は、通行規制が行われているとの情報を得ていた。
という事は、ルートを120号に変えたほうがいいのか?
結局、「なるようになるさ〜」と、いつものいいかげんな性格により、
この事はいつのまにか私の脳裏から消え去っていたのだ。
この事が後々、私達をとんでもない目に引き合わせるとは、ゆめゆめ思ってもいなかった。
私達は順調に99号から140号へ入り、運転もここで友人と変わり、
のどかな平原の中を東へ東へと車を走らせた。
遠くの山並みは、山頂にまだ雪が残っている。
多分、私達が目指しているヨセミテの山々なんだろう?
それにしても、なんてのどかな景色が続くんだろう。
回りの平原には、牛や馬が放牧されている。
友人曰く「この牛たち、何処へ帰って寝るんだろう?」
私「エッ、牛小屋なんてないよ〜」友人「どこで寝るん?」私「・・・・・?」
なぜか、牛の寝床の心配をする友人であった。
しかしこの道、何処まで真っ直ぐ進むネン!
朝方曇っていた空も、ここまで来ると青空に変わり実に気持ちよい。
空には相変わらず飛行機雲が、伸びている。
とここで、また友人がポツリ「飛行機雲が15分間で消えないと、翌日は雨なんだってよ」
私「ウソッ、マジ〜?初めて聞いたよ」
半信半疑で雲の様子をうかがっていると・・・消え・・・ない。
「マッ、まさかね〜?」嫌な予感が漂う。ここまで来て雨なんて・・・。
やがて景色は、平原から木が林立する森?へと変わって来た。
もうすぐMariposaだ。ここを過ぎると、もう町らしい町は無い。
かなり手前だが、ここで宿を取ってしまおうか?
いちかばちか公園内まで行っちゃうか?
迷ったけど、確実に宿を確保しておいた方が良いと思い、
時間は早いがここのモーテルにチェックインをしてしまった。
時間が早いせいか、私達以外は誰もいないようだ。
1泊ツインルームで$47(税込み)まあまあの値段か?
私は1泊$60位は取られるのではと、心配をしていたのだが
思ったよりも安かったので1つ返事で「泊まります」と言ってしまった。
現金で支払いを済ませ、部屋のカギを貰う段階になって
女主人が一言「申し訳ないけど、テレビが壊れてるの」
「ナニィ〜何を今更・・・」
ここで部屋を変えてくれと言えば良いのだろうが、値段を上げられても困るので
つい「ノープロブレム」と心にもない事を言ってしまったのよね。
あ〜〜〜、私って・・・・・。友人はかなり不服のようだ。
荷物を降ろして部屋に入り、テレビを見るとアンテナ線が外れている。
「こりゃ確かに、映らん訳だわ」
一先ず荷物はそのままにして、まだ日は高いので、1度ヨセミテへ行ってみることにした。
この時点で私は、ここからヨセミテまで1時間30分もかかるとは思っていなかった。
リサーチが甘かったのだ。
モーテルを出て、140号を走り出した矢先(20分くらい)
突然前方に「STOP」の看板を持ったオヤジが立ちはだかっていた。
私達の前には2台の車が、既に止められていて10分位しても動く気配がない。
「どうしたの、何があったの?」
訳が分からず、仕方なく待っていたら先頭の車がやっと動き、Uターンして戻って行ったのだ。
「あら?なんで?」
私達の前のキャンピングカーも同じようにUターン。「なんか、嫌な感じ・・・まさか・・・」
私達の番になり、オヤジが車の窓越しに「君達は、ヨセミテへ行くのか?」「イエス」
「この道は、4時30分まで通れないよ」「エッ?オーマイガッ!」
「看板を見なかったのかい?」「看板?なんのこっちゃ」見とったら来るかいっ、ちゅうねん。
「今からすぐに向かうなら、別のルートで行くしかない」と。
なんという間の悪さ。時刻は、まだ2時。
2時間30分もこんな所で待つわけには行かない。「戻るわ」即決であった。
そして、戻る途中で思い出したのだ。「そうだった〜インターネットで調べた時、
140号は交通規制があるって書いてあったっけ」
「ヤバイッ!」当然この事は、友人に言わなかったのは言うまでもない。ゴメンネッ!
私達の後ろにいた、アンチャン2人組み、戻って来なかったけど・・・。まさか・・・ネッ?
しかし、どうしよう。もう宿は取ってしまったし、身動きが取れない。
完全にMariposaに足止めである。
戻る途中で、ビジターセンターを発見・・・遅過ぎるよね〜。
私達の前にいたキャンピングカーも、止まっていた。
明日は、通れるかどうかを確認しなければ・・・。
しかし、希望空しく明日もあさってもしあさってもダメ!
ビジターセンターのおじちゃんも呆れた様子で、
「看板かラジオで確認しなかったのかね?」
「何処に看板、あったの?」「じゃあ、私達はどうやって行けばいいの?」
「49号でOakhurstに出て、41号でヨセミテへ入るしかないよ」
このルートだとヨセミテまで2時間30分も掛かると言う。
「それか、朝6時30分から8時までならこの140号を通れるけど・・・。」
「・・・早過ぎる・・・どうするぅ?」聞くまでもなく友人は、遠回りの方を暗に主張していた。
先に部屋を取ってしまったことが、こんなふうに裏目に出るとは・・・ショックである。
もうこうなったら完全に諦めて、Mariposa探検でもするしかない。
(探検するほど大きな町ではないが・・)
モーテルに戻る途中で、郵便局を発見。
友人がこの前からハガキを出したいと、言っていたのを思い出す。
部屋に入り、友人はハガキ書き、私は・・・・・。
「やっぱ、テレビが見れないとつまんないよな〜よっしゃ、直したろ!」
私って、得意なのよねこういうの。
友人の心配をよそに、早速作業に取り掛かったのだ。
携帯用の裁縫道具からハサミを取り出し、アンテナ線を剥く。
銅線を丁度いい長さに引き出して、テレビのアンテナ端子に差し込み、電源を入れる。
と、同時に画像と音声が・・・だ〜い成功なのだ!アハハッ、ちょろいもんよ、こんなの。
私がアンテナ線と格闘している間に、友人はハガキを書き終えたので、
早速探索を兼ね、歩いて郵便局に向かった。
ここは本当に小さな町なのに、レストラン、お土産や、床屋、
ドラッグストアー、等一通りのものはそろっていた。
一応、ヨセミテのゲートシティーになるからだろうか?郵便局も立派だったわよ。
ほぼ等身大の人形が、ベンチに座っていたんだけど・・・けっこう良く出来てるよね。
パッと見た時は、人形だとは思わなかったもの。
友人は、相変わらず買い物に燃えていたけど・・・晩御飯は食べようね、お願いっ!
後、140号線沿いにソフトクリーム屋さんを発見。
お客が絶え間無く来るので、美味しいのだろうか?
そういえば、朝マックで食べたきり何にも食べてなかったっけ。
時計を見ると3時を回っている。中途ハンパな時間やね〜。
ハンバーガーやホットドックなども売っていたけど、
私はソフトクリームだけを注文した。なぜか無性に食べたかった。
味はそんなに期待してなかったのだが、これが以外と美味しかったのだ。
正直驚いた。
アメリカで美味しいソフトクリームが食べれるとは。
「大きいのにしときゃ良かった」と後悔。
友人はと言えば、なかなか出来てこない。
「何を頼んだの?」「普通のシェイク」
後から注文したおじさんのソフトクリームは、やはりすぐに出来てきたのに・・・。
「おかしいねぇ?」そして、待つ事5〜7分。
わざわざ、それはプレートに乗って出て来たのだ。
シェイクの他にフライドポテトまで付いて・・・。
「ポテトも頼んだの?」友人「私、ポテトなんて頼んでないのに・・・?」
なぜシェイクとポテトがセットになっているのか?
「分からんねぇ〜アメリカだからかな?」
左はソフトクリーム屋さんの看板。
140号を使ってヨセミテへ向かう人は、ぜひ1度お試しあれ!美味しいよっ。
地味な町だけど、何となく趣があるのは何故だろう?
夕方になり、この町を貫いている140号線も行き交う車の量が増えてきた。
やはり、ヨセミテへ向かう人達だろうか?私達もここに宿さえ取っていなければ・・・。
モーテルに一度戻り、小休止。小さな町を行ったり来たり、結構歩いたわ。
晩御飯は、町外れにピザ屋を発見していたので、
そこでテイクアウトのピザを買うことにしたのだが・・・。
部屋を出ると、空はねずみ色の雲に覆われポツリポツリと雨が落ちてくるではないか!
「ゲェ、雨だよ〜明日は大丈夫か?」雲はかなりの勢いで、上って行く。
「やばいねっ、こりゃ」歩いて行くつもりだったのだが、急きょ車で移動。
ピザ屋の店内は、賑わっていた。
テイクアウトよりも、そのまま店内のテーブルで食べる人の方が多いようだ。
彼女は、例によって余りお腹が空いていないと言って、サラダだけを注文。
私は、バゲットのサンドイッチを注文。
お昼を食べていないせいか、いつもなら食べきれない量のサンドイッチを
ぺろりと平らげてしまったのだ。
「欠食どか食い」まずいよ〜便秘と肥満の大敵だ。
友人がシャワーを浴びている間に、天気が気になり外に出て
空の様子をうかがうが、月も星も見えない。
一応雨は止んでいたが、雲は相変わらず上っている。
嫌な予感が押し寄せる。
わざわざここまで来て、私が交通規制の情報を忘れていた為、
貴重な1日を無駄にした上、雨だった日には・・・。
「不安だ、不安だ、不安だ、どうしよう、どうしよう、どうしよう」
とそこへ、シャワーを終えた友人のダメ押しの一言、
「明日、雨だったらどうしますぅ?」
「・・・・・・う・・・ん、とりあえずは明日の状況を見て決めよう」
まだ、今の状況では決断できない。
友人「じゃぁ、明日は何時に起きます?」私「7時には起きたいね〜」
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